【VB.NET】テキストファイルを開くには？

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この記事では、テキストファイルを開く方法をご紹介します。

テキストファイルを開く
- サンプルプログラム
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テキストファイルを開く

テキストファイルを読み取り用に開くには、StreamReaderクラスのコンストラクターの引数にテキストファイルのパスを指定して、StreamReaderオブジェクトを生成します。
書式は、以下になります。

New StreamReader(ファイルパス, 使用する文字エンコード)

補足

シフトJISのエンコードで開くには、第2引数「使用する文字エンコード」に「Encoding.GetEncoding("Shift_JIS")」と指定します。

現在のエンコードで開くには、第2引数「使用する文字エンコード」に「Encoding.Default」と指定します。

パスが指定されていない場合、例外ArgumentExceptionが発生します。

指定したファイルが存在しない場合、例外FileNotFoundExceptionが発生します。

テキストファイルを書き込み用に開くには、StreamWriterクラスのコンストラクターの引数にテキストファイルのパスを指定して、StreamWriterオブジェクトを生成します。
書式は、以下になります。

New StreamWriter(ファイルパス, 書き込みのモード, 使用する文字エンコード)

補足

データを追加する場合は、第2引数「書き込みのモード」に「True」、上書きする場合は、第2引数「書き込みのモード」に「False」を指定します。

シフトJISのエンコードで開くには、第2引数「使用する文字エンコード」に「Encoding.GetEncoding("Shift_JIS")」と指定します。

現在のエンコードで開くには、第2引数「使用する文字エンコード」に「Encoding.Default」と指定します。

パスが指定されていない場合、例外ArgumentExceptionが発生します。

サンプルプログラム

名前空間のインポート

Imports System.IO
Imports System.Text

1 2	Imports System.IO Imports System.Text

1	StreamReaderクラスを使うため、System.IO名前空間をインポート。
2	Encodingクラスを使うため、System.Text名前空間をインポート。

テキストファイルを読み取り用に開く

Public Class Form1
    Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click

        Dim FilePath As String = TextBox1.Text
        Dim ExtensionName As String

        Try

            ExtensionName = Path.GetExtension(FilePath)

            If ExtensionName = ".txt" Then

                Using sr As New StreamReader(FilePath, Encoding.GetEncoding("Shift_JIS"))

                End Using

                Label1.Text = FilePath & "ファイルを読み取り用に開きました。"

            End If

        Catch ex As ArgumentException

            Label1.Text = "パスが指定されていません。"

        Catch ex As FileNotFoundException

            Label1.Text = "ファイルが見つかりません。"

        Catch ex As Exception

            Label1.Text = Err.Description

        End Try

    End Sub
End Class

Public Class Form1

Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click

Dim FilePath As String = TextBox1.Text

Dim ExtensionName As String

Try

ExtensionName = Path.GetExtension(FilePath)

If ExtensionName = ".txt" Then

Using sr As New StreamReader(FilePath, Encoding.GetEncoding("Shift_JIS"))

End Using

Label1.Text = FilePath & "ファイルを読み取り用に開きました。"

End If

Catch ex As ArgumentException

Label1.Text = "パスが指定されていません。"

Catch ex As FileNotFoundException

Label1.Text = "ファイルが見つかりません。"

Catch ex As Exception

Label1.Text = Err.Description

End Try

End Sub

End Class

2	「テキストファイルを開く」ボタンクリック時に以下処理を行う。
4	ファイルパスを、文字列型の変数「FilePath」に代入。
9	ファイルパスからファイルの拡張子を取得し、文字列型の変数「ExtensionName」に代入。
11	ファイルの拡張子が「.txt」の場合、
13	ファイルを読み取り用に開く処理を実行する。（シフトJISのエンコードで開く）（Usingステートメントでファイルを閉じる処理を自動化）
17	正常に処理が実行された場合、正常終了のメッセージをラベルに表示する。
21	ファイルのパスが指定されていない場合、
23	「パスが指定されていません。」のメッセージをラベルに表示する。
25	指定したファイルが見つからない場合、
27	「ファイルが見つかりません。」のメッセージをラベルに表示する。
29	処理の実行中にエラーが発生した場合、
31	エラー内容を取得し、ラベルに表示する。

テキストファイルを書き込み用に開く

Public Class Form1
    Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click

        Dim FilePath As String = TextBox1.Text
        Dim ExtensionName As String

        Try

            ExtensionName = Path.GetExtension(FilePath)

            If ExtensionName = ".txt" Then

                Using sw As New StreamWriter(FilePath, True, Encoding.GetEncoding("Shift_JIS"))

                End Using

                Label1.Text = FilePath & "ファイルを書き込み用に開きました。"

            End If

        Catch ex As ArgumentException

            Label1.Text = "パスが指定されていません。"

        Catch ex As Exception

            Label1.Text = Err.Description

        End Try

    End Sub
End Class