【VB.NET】ドキュメントフォルダの場所を取得するには？

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この記事では、ドキュメントフォルダの場所を取得する方法をご紹介します。

ドキュメントフォルダの場所を取得する
- サンプルプログラム
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ドキュメントフォルダの場所を取得する

ドキュメントフォルダのパスを取得するには、Environment.GetFolderPathメソッドを使います。
GetFolderPathメソッドは、引数に指定した定数（値）にしたがって、システムの固定フォルダのパスを返します。
ドキュメントフォルダを取得するには、Environment.SpecialFolder列挙体の定数である「Environment.SpecialFolder.MyDocuments」を指定します。

Environment.SpecialFolder列挙体の主な定数（値）は、以下の表になります。

定数	値	内容	例
ApplicationData	26	現在のローミングユーザーのアプリケーション固有のデータの共通リポジトリとして機能するディレクトリ。	C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming
Favorites	6	ユーザーのお気に入り項目の共通リポジトリとして機能するディレクトリ。	C:\Users\ユーザー名\Favorites
LocalApplicationData	28	現在の非ローミングユーザーが使用するアプリケーション固有のデータの共通リポジトリとして機能するディレクトリ。	C:\Users\ユーザー名\AppData\Local
MyDocuments	5	[マイドキュメント] フォルダ。	C:\Users\ユーザー名\Documents
MyPictures	39	[マイピクチャ] フォルダ。	C:\Users\ユーザー名\OneDrive\画像
ProgramFiles	38	プログラムファイルディレクトリ。	C:\Program Files (x86)

書式は、以下になります。

System.Environment.GetFolderPath(Environment.SpecialFolder列挙体の定数)

または

System.Environment.GetFolderPath(Environment.SpecialFolder列挙体の値)

サンプルプログラム

Public Class Form1
    Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click

        Dim SysFixedFPath As String

        SysFixedFPath = System.Environment.GetFolderPath(Environment.SpecialFolder.MyDocuments)

        Label1.Text = SysFixedFPath

    End Sub
End Clas

Public Class Form1

Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click

Dim SysFixedFPath As String

SysFixedFPath = System.Environment.GetFolderPath(Environment.SpecialFolder.MyDocuments)

Label1.Text = SysFixedFPath

End Sub

End Clas

2	「ドキュメントフォルダの場所を取得する」ボタンクリック時に以下処理を行う。
6	ドキュメントフォルダのパスを、文字列型の変数「SysFixedFPath」に代入。
8	ドキュメントフォルダのパス（変数「SysFixedFPath」）を、ラベルに表示する。