【VB.NET】UsingステートメントでDisposeメソッドの呼び出しを自動化する

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この記事では、UsingステートメントでDisposeメソッドの呼び出しを自動化する方法をご紹介します。

UsingステートメントでDisposeメソッドの呼び出しを自動化する

  • Usingステートメントを使用すると、ステートメント終了時にDisposeメソッドが呼び出されることが保証されます。
  • つまり、Disposeメソッドを明示的に記述する必要がありません。
  • そのため、記述忘れなどによるバグを防ぐことができます。
  • Usingステートメントの書式は、以下になります。

Using 変数名 As New 使用するクラス

        処理

End Using

サンプルプログラム

名前空間のインポート

1 StreamReaderクラスを使うため、System.IO名前空間をインポート。
2 Encodingクラスを使うため、System.Text名前空間をインポート。

Try...Catch...Finallyステートメントを使用する

2 「実行」ボタンクリック時に以下処理を行う。
4 StreamReader型の変数「sr」の初期化。
5 ファイルパスを、文字列型の変数「FilePath」に代入。
9 シフトJISのテキストファイルを開く処理を実行する。
11 正常に処理が実行された場合、正常終了のメッセージをラベルに表示する。
13 処理の実行中にエラーが発生した場合、
15 エラー内容をラベルに表示する。
17 エラー発生の有無に関わらずに、以下処理を必ず行う。
19 StreamReaderクラスのリソースが開放されていない(テキストファイルが閉じられていない)場合、
20 リソースの開放を行う。(テキストファイルを閉じる。)

Usingステートメントを使用する

2 「実行」ボタンクリック時に以下処理を行う。
4 ファイルパスを、文字列型の変数「FilePath」に代入。
8 シフトJISのテキストファイルを開く処理を実行する。
12 正常に処理が実行された場合、正常終了のメッセージをラベルに表示する。
14 処理の実行中にエラーが発生した場合、
16 エラー内容をラベルに表示する。

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