【VB.NET】ファイルの属性を変更するには?

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この記事では、ファイルの属性を変更する方法をご紹介します。

ファイルの属性を変更する

  • ファイルの属性を変更するには、FileクラスのSetAttributesメソッドを使います。
  • SetAttributesメソッドの引数には、対象とするファイルのパスと属性を指定します。
  • 属性は、FileAttributes列挙体で指定します。
  • 列挙体の主な値は、以下の表になります。

    定数 内容
    Archive 32 ファイルが前回のバックアップ以降に変更されているか。
    Directory 16 ディレクトリまたはフォルダ。
    Hidden 2 隠しファイル
    Normal 0 標準のファイル。他の属性を持たない。
    ReadOnly 読み取り専用 
    System 4 システムファイル
  • 書式は、以下になります。

IO.File.SetAttributes(ファイルパス, 属性)

補足
引数が指定されていない場合は、例外ArgumentExceptionが発生します。
指定したファイルが見つからない場合は、例外FileNotFoundExceptionが発生します。

サンプルプログラム

1つのファイルの属性を「読み取り専用」と「隠しファイル」に変更する

2 「属性を変更する」ボタンクリック時に以下処理を行う。
4 ファイルパスを、文字列型の変数「FilePath」に代入。
8 ファイルの属性を変更する処理を実行する。
10 正常に処理が実行された場合、正常終了のメッセージをラベルに表示する。
12 ファイルのパスが指定されていない場合、
14 「パスが指定されていません。」のメッセージをラベルに表示する。
16 指定したファイルが見つからない場合、
18 「ファイルが見つかりません。」のメッセージをラベルに表示する。

フォルダ内に存在する、すべてのファイルの属性を「標準ファイル」に変更する

2 「属性を変更する」ボタンクリック時に以下処理を行う。
4 フォルダパスを、文字列型の変数「FolderPath」に代入。
9 指定したフォルダに存在するファイルの数だけ以下処理を繰り返す。
11 ファイルの属性を「標準ファイル」に変更する。
13 取得したファイル名を、文字列型の変数「Str」に改行付きで追加していく。
17 正常終了のメッセージをラベルに表示する。
19 フォルダのパスが指定されていない場合、
21 「パスが指定されていません。」のメッセージをラベルに表示する。
23 指定したフォルダが見つからない場合、
25 エラー内容を取得し、ラベルに表示する。

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