【UiPath】Excelのデータ行数を取得するには?

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この記事ではExcelのデータ行数を取得する方法をご紹介します。

Excelのデータ行数を取得する

手順

おおまかな流れ

Step.1
新しいフローの作成

Step.2
フローチャートの作成

Step.3
既存のExcelを開くアクティビティの設定

Step.4
データ行数を取得するアクティビティの設定

Step.5
メッセージボックスにデータ行数を表示するアクティビティの設定

Step.6
フローチャートの関連付けを行う

Step.7
フローチャートの実行

詳細

Step.1 プロジェクトの作成

「UiPath Studio」を起動します。

 

「プロセス」を選択します。

 

①プロジェクトの「名前」を入力⇒②プロジェクトを作成する「場所」を指定⇒③「作成」ボタンをクリックします。

 

Step.2 フローチャートの作成

①「デザイン」タブをクリック⇒②「新規」をクリック⇒③「フローチャート」を選択します。

 

①フローチャートの「名前」を入力⇒②「作成」ボタンをクリックします。

 

Step.3 既存のExcelを開くアクティビティの設定

「アクティビティ」をクリックします。

 

アクティビティから「アプリの連携」>「Excel」>「表」>「Excelアプリケーションスコープ」を選択⇒フローチャート上にマウスをドラッグします。

 

赤枠の部分をダブルクリックします。

 

対象のExcelを指定します。

 

Step.4 データ行数を取得するアクティビティの設定

「データを読み込む」処理

「アクティビティ」をクリックします。

 

アクティビティから「アプリの連携」>「Excel」>「表」>「範囲を読み込み」を選択⇒「Excelアプリケーションスコープ」アクティビティの「実行」部分にマウスをドラッグします。

 

対象のワークシート名を指定します。

 

「変数を作成する」処理

「変数」をクリックします。

 

①名前「変数名」を入力⇒②変数の型「DataTable」を選択⇒③スコープ「サンプル」を指定します。

 

スコープについて

スコープの選択する種類によって、変数が使用できる範囲が変わります。

スコープ「サンプル」を選択すると、フローチャート内すべてで使用できます。

「取得した値を変数に格納する」処理

「範囲を読み込み」アクティビティをクリックします。

 

プロパティ画面「データテーブル」の「+」をクリックします。

 

①「変数を使用」を選択⇒②「上記で作成した変数」を選択します。

 

Step.5 メッセージボックスにデータ行数を表示するアクティビティの設定

赤枠の部分をクリックし、一番上の階層に戻ります。

 

アクティビティから「システム」>「ダイアログ」>「メッセージボックス」を選択⇒フローチャート上にマウスをドラッグします。

 

赤枠の部分をダブルクリックします。

 

「+」をクリックします。

 

①「変数を使用」を選択⇒②「Step.4で作成した変数」を選択します。

 

続けて、「.RowCount」と入力します。

 

補足

データテーブルの件数を取得するには、「データテーブル型の変数.RowCount」と指定します。

文字列と連結するには「データテーブル型の変数.RowCount.ToString」と指定し、変数の型をデータテーブル型から文字列型に変換します。

文字列を連結します。

 

補足

文字列は「"」(二重引用符)で囲みます。

文字列と変数を連結するには「+」を使用します。

Step.6 フローチャートの関連付けを行う

赤枠の部分をクリックし、一番上の階層に戻ります。

 

アクティビティを選択し、マウスの左クリックを押したまま「Start」の位置に近づけると、水色の「三角」マークが表示されます。

 

この状態で左クリックから手を離すことによって、フローチャートの関連付けが行われます。

 

同様に「メッセージボックス」アクティビティも関連付けを行います。

 

Step.7 フローチャートの実行

「デザイン」タブの「▶」をクリックし、フローチャートを実行します。

 

正しく動くことを確認します。

 

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