【UiPath】条件によって処理を分ける方法

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この記事では条件によって処理を分ける方法をご紹介します。

条件によって処理を分ける

手順

おおまかな流れ

Step.1
新しいフローの作成

Step.2
フローチャートの作成

Step.3
入力ダイアログボックスを表示するアクティビティの設定

Step.4
入力ダイアログボックスに3以上の値が入力された時のアクティビティの設定

Step.5
入力ダイアログボックスに3未満の値が入力された時のアクティビティの設定

Step.6
入力された値をメッセージボックスに表示するアクティビティの設定

Step.7
フローチャートの関連付けを行う

Step.8
フローの実行

詳細

Step.1 プロジェクトの作成

「UiPath Studio」を起動します。

 

「プロセス」を選択します。

 

①プロジェクトの「名前」を入力⇒②プロジェクトを作成する「場所」を指定⇒③「作成」ボタンをクリックします。

 

Step.2 フローチャートの作成

①「デザイン」タブをクリック⇒②「新規」をクリック⇒③「フローチャート」を選択します。

 

①フローチャートの「名前」を入力⇒②「作成」ボタンをクリックします。

 

Step.3 入力ダイアログボックスを表示するアクティビティの設定

「変数を作成する」処理

「アクティビティ」をクリックします。

 

アクティビティから「システム」>「ダイアログ」>「入力ダイアログ」を選択⇒フローチャート上にマウスをドラッグします。

 

「変数」をクリックします。

 

①名前「変数名」を入力⇒②変数の型「int32」を選択⇒③スコープ「サンプル」を指定します。

 

スコープについて

スコープの選択する種類によって、変数が使用できる範囲が変わります。

スコープ「サンプル」を選択すると、フローチャート内すべてで使用できます。

「入力ダイアログボックスの表示と入力した値を変数に格納する」処理

赤枠の部分をダブルクリックします。

 

①「ダイアログのタイトル」を入力⇒②入力ラベル「入力ダイアログボックスに表示する文字を入力」します。

 

続けて、入力した値の「+」をクリックします。

 

①「変数を使用」を選択⇒②「上記で作成した変数」を選択します。

 

補足

変数「tmp」を設定することにより、ダイアログボックスで入力された値が変数「tmp」に格納されます。

Step.4 入力ダイアログボックスに3以上の値が入力された時のアクティビティの設定

赤枠の部分をクリックし、一番上の階層に戻ります。

 

アクティビティから「ワークフロー」>「制御」>「条件分岐(else if)」を選択⇒フローチャート上にマウスをドラッグします。

 

赤枠の部分をダブルクリックします。

 

条件「tmp>=3」と入力します。

 

補足

変数「tmp」は、Step.3で作成した変数です。

条件式「tmp>=3」と指定することにより、入力ダイアログボックスに3以上の値が入力された時となります。

Step.5 入力ダイアログボックスに3未満の値が入力された時のアクティビティの設定

「Else IfまたはElseを」をクリックします。

 

「Else」を選択します。

 

補足

「Else If」「Else」はともに、上記で設定した条件式「tmp>=3」に当てはまらない場合を意味します。

「Else If」は、条件式を設定します。

一方「Else」は、条件式を設定しません。

Step.6 入力された値をメッセージボックスに表示するアクティビティの設定

アクティビティから「システム」>「ダイアログ」>「メッセージボックス」を選択⇒フローチャート上にマウスをドラッグします。

 

テキストに「表示するメッセージ」を入力します。

 

同様に、入力ダイアログボックスに3未満の値が入力された場合のメッセージを設定します。

 

Step.7 フローチャートの関連付けを行う

赤枠の部分をクリックし、一番上の階層に戻ります。

 

アクティビティを選択し、マウスの左クリックを押したまま「Start」の位置に近づけると、水色の「三角」マークが表示されます。

 

この状態で左クリックから手を離すことによって、フローチャートの関連付けが行われます。

 

同様に「条件分岐(else if)」アクティビティも関連付けを行います。

 

Step.8 フローチャートの実行

「デザイン」タブの「▶」をクリックし、フローチャートを実行します。

 

正しく動くことを確認します。

 

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