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この記事では使用例を使って、セルの値をクリアする/書式のみをクリアする方法をご紹介します。
目次
使用例
セルの入力内容と書式をクリアする

使用するメソッド
Clearメソッド
Rangeオブジェクト.Clear
| 解説 | セルの入力内容(データや数式)と書式をクリアする。 |
ClearContentsメソッド
Rangeオブジェクト.ClearContents
| 解説 | セルの入力内容(データや数式)をクリアする。 |
ClearFormatsメソッド
Rangeオブジェクト.ClearFormats
| 解説 | セルの書式をクリアする。 |
ボタンの作成
「開発」タブの確認
ボタンの作成
①「開発」タブをクリック⇒②「挿入」をクリック⇒③「ボタン」をクリックします。

シート上にカーソルを移動し、ポインターを「+」の状態にします。

左クリックを押したまま、緑の矢印の方向にズルズルっとカーソルを移動します。

「マクロの登録」画面が表示されます。

①「マクロ名」を変更⇒②「新規作成」ボタンをクリックします。

ボタンの名前を変更する
エクセルのブックに戻り、ボタンの上にフォーカスを当てます。すると、ポインターが「
」マークに切り替わります。

右クリックでショートカットメニューを表示し、「テキストの編集」を選択します。

ボタンの名前を変更します。

サンプルプログラム
VBAコードの入力
VBE(Visual Basic Editor)のピンク枠の部分に、VBAコードを入力していきます。

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Sub 実行ボタン_Click() Range("C4:D5").Clear Range("C11:D12").ClearContents Range("C18:D19").ClearFormats End Sub |
| 3 | 「C4~D5」セルのデータと書式をクリアする。 |
| 5 | 「C11~D12」セルの書式を残してデータをクリアする。 |
| 7 | 「C18~D19」セルのデータを残して書式をクリアする。 |
VBAコードの保存
「ファイル」タブをクリックします。

「名前を付けて保存」を選択し、ファイル保存画面を起動します。

①ファイル名を入力⇒②「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択⇒③「保存」ボタンをクリックします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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