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この記事では使用例を使って、セルの値を取得する/設定する方法をご紹介します。
使用例
「実行」ボタンをクリック
使用するプロパティ
Cellsプロパティ
Worksheetオブジェクト.Cells([RowIndex],[ColumnIndex])
解説 | 引数で指定した行番号と列番号のセルを参照するためのRangeオブジェクトを取得する。 |
引数を省略した場合は、全セルを参照する。 | |
ほかのワークシートのセルを参照する場合、Cellsプロパティの前にWorksheetオブジェクトを明記する。Worksheetオブジェクトを省略した場合は、アクティブシート(一番手前のシート)のセルが参照される。 | |
引数 | RowIndex:行番号を表す数値を指定する。 |
ColumnIndex:列番号を表す数値(A列なら「1」、B列なら「2」、C列なら「3」・・・)を指定する。 |
Cellsプロパティの記述例
例 | 参照するセル |
Cells(5,3) | 「C5」セル |
Cells | 全セル |
Worksheets("Sheet1").Cells(5,3) | ワークシート「Sheet1」の「C5」セル |
Worksheets("Sheet1").Cells | ワークシート「Sheet1」の全セル |
ボタンの作成
「開発」タブの確認
ボタンの作成
①「開発」タブをクリック⇒②「挿入」をクリック⇒③「ボタン」をクリックします。
シート上にカーソルを移動し、ポインターを「+」の状態にします。
左クリックを押したまま、緑の矢印の方向にズルズルっとカーソルを移動します。
「マクロの登録」画面が表示されます。
①「マクロ名」を変更⇒②「新規作成」ボタンをクリックします。
ボタンの名前を変更する
エクセルのブックに戻り、ボタンの上にフォーカスを当てます。すると、ポインターが「」マークに切り替わります。
右クリックでショートカットメニューを表示し、「テキストの編集」を選択します。
ボタンの名前を変更します。
サンプルプログラム
VBAコードの入力
VBE(Visual Basic Editor)のピンク枠の部分に、VBAコードを入力していきます。
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Sub 実行ボタン_Click() Dim GetValue As String GetValue = Cells(2, 1).Value Cells(2, 2) = GetValue End Sub |
3 | セルの値取得用変数を宣言 |
5 | 「A2」セルの値を取得し、変数に格納 |
7 | 「B2」セルに5で取得した値を設定する |
VBAコードの保存
「ファイル」タブをクリックします。
「名前を付けて保存」を選択し、ファイル保存画面を起動します。
①ファイル名を入力⇒②「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択⇒③「保存」ボタンをクリックします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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