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この記事では使用例を使って、列の幅、行の高さを設定する方法をご紹介します。
目次
使用例
「住所」列の幅を「21.38」⇒「12」に変更
使用するプロパティ
ColumnWidthプロパティ
Rangeオブジェクト.ColumnWidth
解説 | 列の幅を取得/設定する。 |
Rangeオブジェクトには、列、セルを指定できる。セルを指定した場合は、そのセルを含む列の幅が設定の対象となる。 | |
Rangeオブジェクトで複数列のセル範囲を指定した場合、指定したすべての列の幅を同じサイズに設定できる。 |
RowHeightプロパティ
Rangeオブジェクト.RowHeight
解説 | 行の高さを取得/設定する。 |
Rangeオブジェクトには、行、セルを指定できる。セルを指定した場合は、そのセルを含む行の高さが設定の対象となる。 | |
Rangeオブジェクトで複数行のセル範囲を指定した場合、指定したすべての行の高さを同じサイズに設定できる。 |
Rowsプロパティ
オブジェクト.Rows(RowIndex)
解説 | 引数RowIndexで指定した行を参照するためのRangeオブジェクトを取得する。 |
オブジェクトには、Worksheetオブジェクト、Rangeオブジェクトを指定する。オブジェクトを省略すると、アクティブシート(一番手前のシート)の行を参照する。 |
例 | 参照するセル |
Rows | 全行 |
Rows(2) | 2行目 |
Rows("2:4") | 2~4行目 |
Range("A3:D8").Rows(2) | 「A3~D8」セルの2行目 |
ボタンの作成
「開発」タブの確認
ボタンの作成
①「開発」タブをクリック⇒②「挿入」をクリック⇒③「ボタン」をクリックします。
シート上にカーソルを移動し、ポインターを「+」の状態にします。
左クリックを押したまま、緑の矢印の方向にズルズルっとカーソルを移動します。
「マクロの登録」画面が表示されます。
①「マクロ名」を変更⇒②「新規作成」ボタンをクリックします。
ボタンの名前を変更する
エクセルのブックに戻り、ボタンの上にフォーカスを当てます。すると、ポインターが「」マークに切り替わります。
右クリックでショートカットメニューを表示し、「テキストの編集」を選択します。
ボタンの名前を変更します。
サンプルプログラム
VBAコードの入力
VBE(Visual Basic Editor)のピンク枠の部分に、VBAコードを入力していきます。
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Sub 実行ボタン_Click() Range("D1").ColumnWidth = 12 Rows("2:7").RowHeight = 30 End Sub |
3 | 「D1」セルの列幅を12に設定する。 |
4 | 2~7行目の行の高さを30に設定する。 |
VBAコードの保存
「ファイル」タブをクリックします。
「名前を付けて保存」を選択し、ファイル保存画面を起動します。
①ファイル名を入力⇒②「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択⇒③「保存」ボタンをクリックします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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