【VB.NET】式の結果に応じて処理を分岐する方法

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この記事では使用例をもとに、式の結果に応じて処理を分岐する方法をご紹介します。

使用例

  1. コンボボックスから「色」を選択
  2. 「実行」ボタンをクリック

  3. 「フォームの色」をコンボボックスで選択した色に変える

 

使用するステートメント

Select...Caseステートメント

Select Case 式

    Case 値1

             式の値が値1である場合の処理

    Case 値2

             式の値が値2である場合の処理

                   ・・・・・

    Case Else

             どの値とも一致しない場合の処理

End Select

解説 1つの式の複数の結果それぞれに応じて処理を行うには、Select...Caseステートメントを使います。
Caseステートメントの値は、カンマ「,」で区切って複数の値を記述できます。
Toキーワードを使って、「1 To 10」のように値の範囲を指定できます。
「10以上」のように値を制限する場合は、isキーワードと比較演算子を使って、「is >= 10」のように記述します。
最後のCase Elseステートメントは、省略可能です。

Caseステートメントの記述例

記述例 説明
Case 100 値が100のとき
Case 100,200 値が100または200のとき
Case 100 To 200 値が100以上200以下のとき
Case is >= 100 値が100以上のとき

サンプルプログラム

4 コンボボックスに表示されている値が、
5 「オレンジ」の場合、
6 フォームの色をオレンジにする。
7 「ブルー」の場合、
8 フォームの色をブルーにする。
9 「イエロー」の場合、
10 フォームの色をイエローにする。
11 上記以外の色の場合、
12 元の色に戻す。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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