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この記事では使用例をもとに、式の結果に応じて処理を分岐する方法をご紹介します。
使用例
「実行」ボタンをクリック

使用するステートメント
Select...Caseステートメント
Select Case 式
Case 値1
式の値が値1である場合の処理
Case 値2
式の値が値2である場合の処理
・・・・・
Case Else
どの値とも一致しない場合の処理
End Select
| 解説 | 1つの式の複数の結果それぞれに応じて処理を行うには、Select...Caseステートメントを使います。 | 
| Caseステートメントの値は、カンマ「,」で区切って複数の値を記述できます。 | |
| Toキーワードを使って、「1 To 10」のように値の範囲を指定できます。 | |
| 「10以上」のように値を制限する場合は、isキーワードと比較演算子を使って、「is >= 10」のように記述します。 | |
| 最後のCase Elseステートメントは、省略可能です。 | 
Caseステートメントの記述例
| 記述例 | 説明 | 
| Case 100 | 値が100のとき | 
| Case 100,200 | 値が100または200のとき | 
| Case 100 To 200 | 値が100以上200以下のとき | 
| Case is >= 100 | 値が100以上のとき | 
サンプルプログラム
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 | Public Class Form1     Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click         Select Case Me.ComboBox1.Text             Case "オレンジ"                 Me.BackColor = Color.Orange             Case "ブルー"                 Me.BackColor = Color.Blue             Case "イエロー"                 Me.BackColor = Color.Yellow             Case Else                 Me.BackColor = Color.Empty         End Select     End Sub End Class | 
| 4 | コンボボックスに表示されている値が、 | 
| 5 | 「オレンジ」の場合、 | 
| 6 | フォームの色をオレンジにする。 | 
| 7 | 「ブルー」の場合、 | 
| 8 | フォームの色をブルーにする。 | 
| 9 | 「イエロー」の場合、 | 
| 10 | フォームの色をイエローにする。 | 
| 11 | 上記以外の色の場合、 | 
| 12 | 元の色に戻す。 | 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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