【VB.NET】LINQを使って配列を検索するには?

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この記事では、LINQを使って配列を検索する方法をご紹介します。

LINQを使って配列を検索する

LINQとは

  • LINQは、Language-Intergrate Queryの略で、統合言語クエリとも呼ばれます。
  • LINQを使うと、SQLデータベース、Oracleデータベース、XMLドキュメントなどを、同じクエリ言語で参照できます。
  • そのため、データベースごとの異なるクエリ言語を使う必要がありません。
  • また、LINQは、データベースだけではなく、配列や、フォームに配置したコントロールに対して利用することもできます。
  • クエリ式(LINQクエリ)は、SQLの構文に似ており、From句で始まります。
  • 配列を扱う場合の書式は、以下になります。

From 範囲変数 In 配列変数 Where 条件式 Order By 範囲変数

  • 条件を指定する場合はWhere句、並べ替えを行う場合はOrder句を使います。

  • 条件式で、値の一部を検索する場合は、Like演算子と「*」(ワイルドカード)を使います。
  • Like演算子の書式は、以下になります。

前方一致の場合

Where 範囲変数 Like "A*" (Aから始まる値を抽出)

部分一致の場合

Where 範囲変数 Like "*A*" (Aを含む値を抽出)

後方一致の場合

Where 範囲変数 Like "*A" (Aで終わる値を抽出)

サンプルプログラム

2 「「いち」から始まる配列を検索」ボタンクリック時に以下処理を行う。
5
配列変数「fruit()」を宣言、値を設定
9
配列変数「fruit()」から「いち」で始まる値を取得する
取得した結果を、昇順に並べ替える。
11 取得した件数分、以下処理を繰り返す。
12 配列の値を、String型の変数「str」に追加していく。
15 処理が完了したら、変数「str」の値をラベルに表示する。
17 処理の実行中にエラーが発生した場合、
19 エラー内容を取得し、ラベルに表示する。

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