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この記事では、メッセージボックスを表示する方法をご紹介します。
目次
メッセージボックスを表示する
使用するメソッド
Showメソッド
解説 |
プログラム実行中にユーザーにメッセージを表示するには、MessageBoxクラスのShowメソッドを使います。 |
書式は以下になります。 |
書式
MessageBox.Show ( メッセージ内容 [, タイトル] [, ボタン] [, アイコン][, 標準ボタン] )
指定項目 | 必須 | 解説 |
|
メッセージ内容 | 〇 | メッセージボックスに表示する文字列を指定します。 |
|
タイトル | ー | メッセージボックスのタイトルバーに表示する文字列を指定します。 | |
ボタン | ー | メッセージボックスに表示するボタンの種類を指定します。 ボタンの種類は、以下表になります。 引数を省略した場合は、OKボタンのみ表示されます。 |
|
アイコン | ー | メッセージボックスに表示するアイコンの種類を指定します。 アイコンの種類は、以下表になります。 引数を省略した場合は、表示されません。 |
|
標準ボタン | ー | 2つ以上のボタンがある場合、あらかじめフォーカスが設定されているボタンを指定できます。 標準ボタンの種類は、以下表になります。 省略した場合は、左側のボタンがフォーカス設定されます。 |
引数「ボタン」に指定する値
ボタンの種類 | |
メンバー名 | 表示するボタン |
AbortRetryIgnore | 「中止」「再試行」「無視」ボタン |
OK | 「OK」ボタン |
OKCancel | 「OK」「キャンセル」ボタン |
RetryCancel |
「再試行」「キャンセル」ボタン |
YesNo | 「はい」「いいえ」ボタン |
YesNoCancel | 「はい」「いいえ」「キャンセル」ボタン |
引数「アイコン」に指定する値
アイコンの種類 | |
メンバー名 | 表示するアイコン |
Asterisk | |
Error | |
Exclamation | |
Hand | |
Information | |
None | アイコンなし |
Question |
|
Stop | |
Warning |
引数「標準ボタン」に指定する値
標準ボタンの種類 | |
メンバー名 | 既定のボタン |
Button1 | 1番目のボタン |
Button2 | 2番目のボタン |
Button3 | 3番目のボタン |
Showメソッドの戻り値
メンバー名 | クリックしたボタン |
Abort | 「中止」ボタン |
Cancel | 「キャンセル」ボタン |
Ignore | 「無視」ボタン |
No | 「いいえ」ボタン |
OK | 「OK」ボタン |
Retry |
「再試行」ボタン |
Yes | 「はい」ボタン |
サンプルプログラム
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Public Class Form1 Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click Dim Ret As DialogResult Ret = MessageBox.Show("メッセージボックスのサンプルです。", "お知らせ", MessageBoxButtons.YesNo, MessageBoxIcon.Warning, MessageBoxDefaultButton.Button1) Select Case Ret Case DialogResult.Yes Label1.Text = "「はい」ボタンがクリックされました。" Case DialogResult.No Label1.Text = "「いいえ」ボタンがクリックされました。" End Select End Sub End Class |
2 | 「メッセージボックスを表示」ボタンがクリックされた場合、以下処理を行う。 |
6 | メッセージボックスを表示する。 |
8 | クリックされたボタンが、 |
9 | 「はい」ボタンの場合、 |
10 | 「はい」ボタンがクリックされました。の文言をラベルに表示する。 |
11 | 「いいえ」ボタンの場合、 |
12 | 「いいえ」ボタンがクリックされました。の文言をラベルに表示する。 |
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