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この記事では、文字列から指定した文字数分だけ抜き出す方法をご紹介します。
文字列から指定した文字数分だけ抜き出す
使用する関数
Left関数
Left(string , length)
説明 |
もとになる文字列(string)の左端から、指定した文字数分(length)の文字列を返します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
string |
〇 |
もとになる文字列を指定します。 |
Null が含まれる場合は、Null を返します。 |
||
length |
〇 |
抜き出す文字数を指定します。 |
0 を指定した場合は、長さ 0 の文字列 ("")を返します。 |
||
stringで指定した文字数以上の場合は、文字列全体を返します。 |
Right関数
Right(string , length)
説明 |
もとになる文字列(string)の右端から、指定した文字数分(length)の文字列を返します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
string |
〇 |
もとになる文字列を指定します。 |
Null が含まれる場合は、Null を返します。 |
||
length |
〇 |
抜き出す文字数を指定します。 |
0 を指定した場合は、長さ 0 の文字列 ("")を返します。 |
||
stringで指定した文字数以上の場合は、文字列全体を返します。 |
Mid関数
Mid(string , start , [length])
説明 |
もとになる文字列(string)の開始位置(start)から、指定した文字数分(length)の文字列を返します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
string |
〇 |
もとになる文字列を指定します。 |
Null が含まれる場合は、Null を返します。 |
||
start |
〇 |
文字の取得を開始する文字位置です。 |
start が string の文字数を超える場合、長さ 0 の文字列 ("") を返します。 |
||
length |
ー |
抜き出す文字数を指定します。 |
0 を指定した場合は、長さ 0 の文字列 ("")を返します。 |
||
stringで指定した文字数以上の場合は、文字列全体を返します。 |
サンプルプログラム
1 2 3 4 5 6 7 |
Private Sub Sample() MsgBox "文字列【ABCDEFGHIJ】、左から5文字を抜き出す= " & Left("ABCDEFGHIJ", 5) MsgBox "文字列【ABCDEFGHIJ】、右から3文字を抜き出す= " & Right("ABCDEFGHIJ", 3) MsgBox "文字列【ABCDEFGHIJ】、7文字目から2文字を抜き出す= " & Mid("ABCDEFGHIJ", 7, 2) End Sub |
1 | Subプロシージャ「Sample」を作成。 |
3 | 文字列「ABCDEFGHIJ」の左から5文字を抜き出し、結果をメッセージボックスに表示します。 |
4 | 文字列「ABCDEFGHIJ」の右から3文字を抜き出し、結果をメッセージボックスに表示します。 |
5 | 文字列「ABCDEFGHIJ」の7文字目から2文字を抜き出し、結果をメッセージボックスに表示します。 |
実行結果
Left関数
Right関数
Mid関数
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