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この記事では、文字列を指定した文字種に変換する方法をご紹介します。
文字列を指定した文字種に変換する
使用する関数
StrConv関数
StrConv( string , conversion )
説明 |
引数stringに指定した文字列を、引数conversionに指定した文字の種類に変換します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
string | 〇 | もとになる文字列を指定します。 |
conversion | 〇 | 以下、変換の種類を表す定数または値を指定します。 |
変換の種類を表す定数または値
定数 | 値 | 内容 |
vbUpperCase | 1 |
文字列を大文字に変換します。 |
vbLowerCase | 2 | 文字列を小文字に変換します。 |
vbProperCase | 3 | 文字列内の各単語の先頭の文字を大文字に変換します。 |
vbWide | 4 | 文字列内の半角文字 (1バイト) を全角文字 (2バイト) に変換します。 |
vbNarrow | 5 | 文字列内の全角文字 (2バイト) を半角文字 (1バイト) に変換します。 |
vbKatakana | 6 | 文字列内のひらがなをカタカナに変換します。 |
vbHiragana | 7 | 文字列内のカタカナをひらがなに変換します。 |
サンプルプログラム
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
Private Sub Sample() Dim value As String value = "AccessVBAサンプル" MsgBox StrConv(value, vbWide) MsgBox StrConv(value, vbNarrow) End Sub |
1 | Subプロシージャ「Sample」を作成。 |
5 | 文字列「AccessVBAサンプル」を文字列型変数「value」に代入。 |
7 | 変数「value」の値を全角に変換し、メッセージボックスに表示します。 |
8 | 変数「value」の値を半角に変換し、メッセージボックスに表示します。 |
実行結果
全角に変換
半角に変換
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