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この記事では、変数の宣言の仕方、データ型の種類、スコープ(適用範囲)について、ご紹介します。
目次
変数の宣言の仕方
Dim 変数名 As データ型
説明 |
変数を宣言するには、基本的にDimステートメントを使用します。 |
変数名に続けて、Asキーワードとデータ型を指定します。 |
変数名の命名規則
主なデータ型の種類
データ型 |
説明 | |
Byte | バイト型 | 0~255の整数値。バイナリデータを格納する。 |
Boolean | ブール型 | TrueまたはFalseを返す。 |
Integer | 整数型 | -32,768~32,767の整数値を格納する。 |
Long | 長整数型 | -2,147,483,648~2,147,483,647の整数値を格納する。 |
Single | 単精度浮動小数点数型 | 小数点を含む数値を格納する。 |
Double | 倍精度浮動小数点数型 | Singleよりも桁の大きな小数点を含む数値を格納する。 |
Currency | 通貨型 | 15桁の整数と4桁の少数を含む数値を格納する。 |
Date | 日付型 | 日付や時刻を格納する。 |
String |
文字列型 |
文字列。 |
可変長と固定長の2種類がある。 | ||
文字列を変数に格納するには「"」(ダブルクォーテーション)で囲む。 | ||
Object | オブジェクト型 | オブジェクトへの参照を格納する。 |
Variant |
バリアント型 |
すべてのデータを格納できる。 |
Variant型はオールマイティーなデータ型ですが、可読性を良くするためには、なるべく使用しないことをおすすめします。 |
変数のスコープ(適用範囲)の種類
変数にはスコープ(適用範囲)があります。
スコープとは、宣言されている変数を参照できる(使用できる)範囲のことです。
変数のスコープ(適用範囲)の種類 |
||
キーワード | 宣言場所 | スコープ |
Dim | プロシージャ内 | 変数を宣言したプロシージャ内 |
Dim、Private | 宣言セクション | 宣言したモジュールのすべてのプロシージャ |
Public | 宣言セクション | すべてのプロシージャ |
Dimキーワード(プロシージャ内)
Dim、Privateキーワード(宣言セクション)
Publicキーワード(宣言セクション)
サンプルプログラム(Module1)
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Option Compare Database Option Explicit Public num As Long Private str As String Private Sub Sample1() Dim i As Integer num = 10 str = "Sample" i = 20 End Sub Private Sub Sample2() Debug.Print num Debug.Print str Debug.Print i End Sub |
サンプルプログラム(Module2)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
Option Compare Database Option Explicit Private Sub Sample3() Debug.Print num Debug.Print str Debug.Print i End Sub |
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