【ACCESS VBA】プログラミングの基本まとめ

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この記事では、プログラミングの基本についてご紹介します。

プログラミングの文法

VBAを使用するにあたっての基本的な文法をご紹介します。

ここでは、「変数」「配列」「条件分岐処理」「繰り返し処理」「エラー処理」について記述します。

変数とは

「変数」とは、データを一時的に入れておく入れ物のことです。

 

文字や数値など様々な種類のデータを入れることができ、変数を実際のデータの代わりとして扱えます。

変数は出し入れ自由なデータの入れ物

 

変数は実際のデータの代わりとして扱える

 

配列とは

「配列」とは、同じ種類のデータの集まりです。

 

また、配列を入れる変数を「配列変数」といいます。

 

変数が一つのデータを入れるのに対して、配列変数には複数のデータを入れることができます。

配列変数は複数のデータを入れる変数

 

配列変数を使うと、一つの変数で複数のデータを扱える

 

条件分岐処理

「条件分岐処理」とは、条件によって処理を振り分けることです。

 

ここでは、「商品価格が1000円以上なら5割引き、1000円未満なら2割引きする」場合を例に記述します。

条件によって処理を振り分ける

 

条件分岐処理の主なステートメント
ステートメント 説明
If~Then~Else 条件を満たす場合と満たさない場合で処理を分ける
Select Case 1つの対象に対して複数の条件で処理を分ける

繰り返し処理

「繰り返し処理」とは、条件を満たす間、同じ処理を繰り返すことをいいます。

 

ここでは、「処理を2回繰り返して、5割引き、2割引き後の金額をメッセージボックスに表示する」場合を例に記述します。

2回、同じ処理を繰り返す

 

繰り返し処理の主なステートメント
ステートメント 内容
Do While~Loop 条件を満たす間、処理を繰り返す。先に条件判定を行ってから処理を実行する。
Do~Loop While 条件を満たす間、処理を繰り返す。先に処理を実行してから条件判定を繰り返す。
Do Until~Loop 条件を満たさない間、処理を繰り返す。
Do~Loop Until 処理を行ってから条件判定をし、条件を満たさない間、繰り返す。
For~Next 回数を指定して処理を繰り返す。
For Each~Next コレクションや配列の要素の数だけ、処理を繰り返す。

エラー処理

「エラー処理」とは、プログラムの実行中に、エラーが発生した場合に実行する処理のことです。

 

例えば、開こうとしたテーブルがなかった場合に、通常は「実行時エラー」が表示されてアプリケーションが強制終了してしまいます。

 

あらかじめエラー処理をしておくことによって、アプリケーションが強制終了することを防ぎます。

実行時エラーで表示されるメッセージ

 

 

プログラムの実行中に異常な処理が行われると、実行時エラーが表示されてアプリケーションが強制処理してしまう。

エラー処理により、エラー発生時に通常のメッセージを表示し、アプリケーションが強制終了するのを防ぎます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!