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この記事では、住所から都道府県を抽出する方法をご紹介します。
目次
住所から都道府県を抽出する
サンプルデータ
住所 |
東京都目黒区大岡山xx |
北海道江別市元江別xx-x |
埼玉県所沢市西所沢xxx |
宮城県仙台市青葉区x-x-x |
茨城県久慈郡大子町xxx |
福島県郡山市賀庄xxx-x |
千葉県鎌ケ谷市粟野x-x |
神奈川県横浜市北青葉x-x |
使用する関数
MID関数
MID(文字列, 開始位置, セグメントの長さ)
説明 |
MID関数は、指定された数の文字を指定位置から取り出します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
文字列 | 〇 | 対象の文字列やセル参照を指定します。 |
開始位置 |
〇 |
取り出しの開始位置を文字列の先頭から何文字目かを指定します。 |
セグメントの長さ | 〇 | 開始位置からの文字数を指定します。 |
LEFT関数
LEFT(文字列, [文字数])
説明 |
LEFT関数は、指定された数の文字を先頭から取り出します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
文字列 | 〇 | 対象の文字列やセル参照を指定します。 |
文字数 |
ー |
先頭からの文字数を指定します。 |
省略した場合は、先頭の1文字を取り出します。 |
IF関数
IF(論理式, TRUE値, [FALSE値])
説明 |
IF関数は、条件によって処理を振り分けます。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
論理式 | 〇 | 結果がTRUE(真)またはFALSE(偽)になるような条件式を指定します。 |
TRUE値 | 〇 | 条件式がTRUEの場合の処理を指定します。 |
FALSE値 |
ー |
条件式がFALSEの場合の処理を指定します。 |
省略した場合は、空白が返されます。 |
IF関数の論理式では、多くの場合、比較演算子を使って条件を指定します。 比較演算子は2つの値を比較して、その大小や等しいか等しくないかなどを判定するときに使います。 主な比較演算子は下表のとおりです。
演算子
意味
=
右辺と左辺が等しい
>
左辺が右辺より大きい
>=
左辺が右辺以上
<
左辺が右辺より小さい
<=
左辺が右辺以下
<>
右辺と左辺が等しくない
設定手順
セルに「=IF(MID(A2,4,1)="県",LEFT(A2,4),LEFT(A2,3))」と入力します。
都道府県名は4文字(神奈川県、和歌山県、鹿児島県)と3文字(左記以外)の都道府県に分けられます。 これを数式に当てはめると、 4文字目が「県」だった場合(MID(A2,4,1)="県")、先頭の4文字を抽出(LEFT(A2,4))する。 4文字目が「県」ではない場合、先頭の3文字を抽出(LEFT(A2,3))する。 となります。
セルの端にマウスポインターを合わせ、「+」状態にします。
マウスをドラッグし、他セルにも数式をコピーします。
すると、住所から都道府県を抽出することができます。
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