【スプレッドシート】データの重複チェックを行うには?

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この記事では、データの重複チェックを行う方法をご紹介します。

データの重複チェックを行う

サンプルデータ

商品名
極上プレミアム
コリアージュ
マルセイユ
コロンビア
コペンハーゲン
コリアージュ
セイロンリーフ
桜紅茶

使用する関数

COUNTIF関数

COUNTIF(範囲, 条件)

説明
COUNTIF関数は、範囲内で条件に一致するセルの個数を数えます。
指定項目 必須 説明
範囲 検索の対象となるセル範囲を指定します。
条件 セルの個数を求めたいデータの条件を指定します。

IF関数

IF(論理式, TRUE値, [FALSE値])

説明
IF関数は、条件によって処理を振り分けます。
指定項目 必須 説明
論理式 結果がTRUE(真)またはFALSE(偽)になるような条件式を指定します。
TRUE値 条件式がTRUEの場合の処理を指定します。
FALSE値

条件式がFALSEの場合の処理を指定します。
省略した場合は、空白が返されます。

論理式について

IF関数の論理式では、多くの場合、比較演算子を使って条件を指定します。

 

比較演算子は2つの値を比較して、その大小や等しいか等しくないかなどを判定するときに使います。

 

主な比較演算子は下表のとおりです。

演算子 意味
= 右辺と左辺が等しい
> 左辺が右辺より大きい
>= 左辺が右辺以上
< 左辺が右辺より小さい
<= 左辺が右辺以下
<> 右辺と左辺が等しくない

設定手順

セルに「=IF(COUNTIF(A2:A9,A2)>1,"重複","")」と入力します。

 

数式の解説

同じ商品名の数が1より大きい場合(COUNTIF(A2:A9,A2)>1)、つまり同じ商品名が存在する場合、「重複」を表示する。

同じ商品名の数が1の場合、空白にする。

「F4」キーを押し、「範囲」部分を絶対参照にします。

 

セルの端にマウスポインターを合わせ、「+」状態にします。

 

マウスをドラッグし、他セルにも数式をコピーします。

 

すると、データの重複チェックを行うことができます。

 

絶対参照とは

  • セル参照の行番号と列番号の前にそれぞれ「$」を付けると、式をコピーしても参照先が変わりません。
  • 数式のセル範囲を指定した直後に「F4」キーを押すか、「$」記号を手動で入力します。
  • 「$」記号を付けた場合、式をコピーしても値はかわりません。
    一方、「$」記号を付けなかった場合、式をコピーすると、コピー先に合わせて参照するセルが自動的に変わります。この参照方式を「相対参照」と言います。

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