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この記事では、どちらか一方の条件を満たすかどうかを判定する方法をご紹介します。
どちらか一方の条件を満たすかどうかを判定する
サンプルデータ
氏名 | 知識 | 実技 |
植木 準也 | 82 | 75 |
菅田 秋夫 | 85 | 82 |
川田 愛 | 68 | 74 |
桜井 広明 | 72 | 70 |
秋吉 佐美 | 84 | 85 |
三田 冬美 | 66 | 70 |
永見 真琴 | 80 | 75 |
大原 雅弓 | 79 | 75 |
使用する関数
OR関数
OR(論理式1, [論理式2, ...])
説明 |
OR関数は、いずれかの条件を満たすかどうかを判定します。 |
指定した論理式が1つでも成立する場合はTRUEを、1つも成立しない場合はFALSEを返します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
論理式1 | 〇 | TRUE(真)またはFALSE(偽)となるような条件式を指定します。 |
論理式2 | ー | 追加の条件式がある場合に指定します。 |
IF関数
IF(論理式, TRUE値, [FALSE値])
説明 |
IF関数は、条件によって処理を振り分けます。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
論理式 | 〇 | 結果がTRUE(真)またはFALSE(偽)になるような条件式を指定します。 |
TRUE値 | 〇 | 条件式がTRUEの場合の処理を指定します。 |
FALSE値 |
ー |
条件式がFALSEの場合の処理を指定します。 |
省略した場合は、空白が返されます。 |
論理式では、多くの場合、比較演算子を使って条件を指定します。 比較演算子は2つの値を比較して、その大小や等しいか等しくないかなどを判定するときに使います。 主な比較演算子は下表のとおりです。論理式について
演算子
意味
=
右辺と左辺が等しい
>
左辺が右辺より大きい
>=
左辺が右辺以上
<
左辺が右辺より小さい
<=
左辺が右辺以下
<>
右辺と左辺が等しくない
設定手順
セルに「=IF(OR(B2>=80,C2>=80),"〇","X")」と入力します。
セルの端にマウスポインターを合わせ、「+」状態にします。
マウスをドラッグし、他セルにも数式をコピーします。
すると、「知識」「実技」どちらかが80点以上かどうかを判定することができます。
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