うつ病体験記②

 

常駐型から自社内で開発できる会社に転職

なるべく自分のペースでできる仕事と思い、自社内での開発できる会社を探し転職します。

もうここでずっと働くつもりで入社しましたが、ここでも人間関係と仕事への予期不安がひどく休日も気持ちが沈んだ状態が続き何も楽しめなくなっていました。
結局、1年半ほどで退職してしまいます。

転職を繰り返すようになる

今振り返ると、うつ病になってからは、すぐに心が折れ、長くても1年半、あとは4か月くらいで退職してしまうようになりました。

そんなこんなを繰り返し「もう働く事ができないのかなー」、「生きていて意味あるのかなー」「みんなに迷惑かけているよなー」と絶望的な気持ちで日々を暮らし、労働意欲がなく抜け殻状態で一日中寝て過ごしてました。

入院する

完全に抜け殻状態になっていましたので、通っていた診療内科からは入院を進められました。 入院できる病院を紹介してもらい、1週間ほど入院しました。 入院施設では、パソコン、携帯電話などは使用できず、寝るかテレビを見る事しかやることがありません。ほとんど刺激がなく暇な状態が気持ちを楽にしてくれました。

就労支援施設に通う

退院して仕事をする気持ちが湧いてきたものの、近所を数分散歩しただけで息切れし、体力が想像以上に落ちていたので、まずは、規則正しい生活を送ること、体力を回復させる事を目的に就労支援施設と呼ばれるリハビリ施設に通いました。ここでは、病気についての理解、人とのコミュニケーションをとる練習、運動などをして楽しく過ごせました。

アルバイトをはじめる

就労支援施設に通っていた際、次の仕事では、うつ病である事を知ってもらった上で就労するか(障害者枠)、うつ病である事を言わずに就労する(一般就労)か、凄く悩みました。

就労支援施設から実習という形で暫く仕事をしてましたが、色眼鏡で見られる気がした、やる気をもって仕事をすると周りの人たちから迷惑そうな感じが受け取れた。

結果、障害者枠で就労した場合、肩身の狭い思いがしそうだったので、うつ病である事を言わずに就労する(一般就労)という事でアルバイトをはじめました。