【VB.NET】DataGridViewコントロールに表示するデータを中央に配置するには?

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この記事では、DataGridViewコントロールに表示するデータを中央に配置する方法をご紹介します。

DataGridViewコントロールに表示するデータを中央に配置する

  • DataGridViewコントロールに表示するデータを中央に配置するには、DefaultCellStyleプロパティを使います。
  • DefaultCellStyleプロパティの設定方法は、プロパティウィンドウを使う方法と、プログラムに記述する方法があります。
  • それぞれの設定方法は以下になります。

プロパティウィンドウでの設定

列ごとに設定するプロパティウィンドウの表示

「DataGridView」コントロールを選択します。

 

「DataGridView」コントロールの「▶」部分をクリックします。

 

「列の編集」を選択します。

 

プロパティの設定

「注文日」を選択します。

 

「プロパティウィンドウ」にて、DefaultCellStyle右端の「…」の部分をクリックします。

 

「Alignment」を「MiddleCenter」に設定します。

 

「OK」ボタンをクリックします。

 

プログラムでの設定

  • プログラムで設定する際の書式は、以下になります。

DataGridView.Columns(列インデックス).DefaultCellStyle.Alignment =DataGridViewContentAlignment列挙体のメンバ名

または

DataGridView.Columns(列インデックス).DefaultCellStyle.Alignment =DataGridViewContentAlignment列挙体の値

  • 列インデックスは、DataGridViewコントロールの左から順番に「0、1、2・・・」と割り振られます。
  • DataGridViewContentAlignment列挙体のメンバ名と値は以下になります。

    メンバ名 内容
    BottomCenter 512 垂直方向は底部に、水平方向はセルの中心に合わせて配置
    BottomLeft 256 垂直方向は底部に、水平方向はセルの左側に合わせて配置
    BottomRight 1024 垂直方向は底部に、水平方向はセルの右側に合わせて配置
    MiddleCenter 32 セルの垂直方向と水平方向の中心に合わせて配置
    MiddleLeft 16 垂直方向は中央に、水平方向はセルの左側に合わせて配置
    MiddleRight 64 垂直方向は中央に、水平方向はセルの右側に合わせて配置
    NotSet 0 配置が設定されていない
    TopCenter 2 垂直方向は上部に、水平方向はセルの中心に合わせて配置
    TopLeft 1 垂直方向は上部に、水平方向はセルの左側に合わせて配置
    TopRight 4 垂直方向は上部に、水平方向はセルの右側に合わせて配置

サンプルプログラム

DataGridViewに表示する処理

2 「注文データを表示」ボタンクリック時に以下処理を行う。
4~7 接続先データベースの情報を、変数に代入。
13 SqlConnectionクラスのインスタンス化。(Usingステートメントでリソース開放を自動化)
15~19 ConnectionStringプロパティにデータベース情報を設定。
21 データベースに接続。
23 SqlCommandクラスのインスタンス化。(Usingステートメントでリソース開放を自動化)
25 SQL文を実行するために、15~19行目で設定したデータベース情報と同じ情報をConnection プロパティに設定。
27~31
レコードを抽出するSQL文をCommandTextプロパティに設定。
30行目の「@」マークは、以下33~34行目で設定するパラメータを使用する際に記述します。
33 「SalesOrderHeader」テーブルの「SalesOrderID」列の開始番号に、値「71774」を設定する。
34 「SalesOrderHeader」テーブルの「SalesOrderID」列の終了番号に、値「71816」を設定する。
36 SQL文(SalesOrderID列の値が71774~71816までのレコードを抽出する)を実行し、実行結果をSqlDataReader型の変数「dread」に代入。
38 変数「dread」の値が「True」の間(抽出したレコード件数分)、以下処理を繰り返す。
43 「SalesOrderID」列の列番号を取得し、Integer型の変数「iIdx」に代入。
44 「SalesOrderID」列の値を取得し、String型の変数「SalesOrder_ID」に代入。
46 「OrderDate」列の列番号を取得し、Integer型の変数「iIdx」に代入。
47 「OrderDate」列の値を取得し、String型の変数「Order_Date」に代入。
49 「DueDate」列の列番号を取得し、Integer型の変数「iIdx」に代入。
50 「DueDate」列の値を取得し、String型の変数「Due_Date」に代入。
52 「SalesOrderNumber」列の列番号を取得し、Integer型の変数「iIdx」に代入。
53 「SalesOrderNumber」列の値を取得し、String型の変数「SalesOrder_Number」に代入。
55 DataGridViewコントロールにデータを表示する。
61 処理が正常に終了したら、正常終了のメッセージをラベルに表示する。
65 処理の実行中にエラーが発生した場合、
67 エラー内容を取得し、ラベルに表示する。

DataGridViewに表示するデータを中央に配置する処理

2 「DataGridViewコントロールに表示するデータを中央に配置する」ボタンクリック時に以下処理を行う。
6 DataGridViewコントロールの注文日を中央揃えにする
7 DataGridViewコントロールの納期を中央揃えにする。
10 処理が正常に終了したら、正常終了のメッセージをラベルに表示する。
12 処理の実行中にエラーが発生した場合、
14 エラー内容を取得し、ラベルに表示する。

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