【VB.NET】データベースに接続するには?

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この記事では、データベースに接続する方法をご紹介します。

データベースに接続する

  • データベースのデータを扱うには、
    ①データベースへの接続
    ②データの参照・更新
    ③データベースへの接続を終了
    という流れで操作を行います。
  • データベースに接続するには、OleDbConnectionクラスをインスタンス化します。
  • 書式は、以下になります。

New OleDbConnection()

  • 接続先データベースの情報は、OleDbConnectionのConnectionStringプロパティに接続文字列を設定します。
  • 書式は、以下になります。

インスタンス化したOleDbConnection.ConnectionString = 接続文字列(接続先データベースの情報)

  • 接続文字列を設定したら、OleDbConnectionのOpenメソッドでデータベースに接続します。
  • 書式は、以下になります。

インスタンス化したOleDbConnection.Open()

  • SQL Serverに接続する場合は、SqlConnectionクラスでも可能です。
  • OleDbConnectionとSqlConnectionのそれぞれのメリットは、以下の通りです。

    クラス名 メリット
    OleDbConnection どのデータベースを使用するにしても、コードの記述方法は同じため、データベース切り替え時のメンテナンスが楽。
    SqlConnection SQL Server専用のクラスのため、パフォーマンスが向上する。

サンプルプログラム

OleDbConnectionクラスを使用する

2 「データベースに接続」ボタンクリック時に以下処理を行う。
6~10 接続先データベースの情報を、変数に代入。
12 OleDbConnectionクラスのインスタンス化。(Usingステートメントでリソース開放を自動化)
14~19 ConnectionStringプロパティにデータベース情報を設定。
21 ConnectionStringプロパティに設定した情報で、データベースに接続。
23 データベースに接続できた場合、正常終了のメッセージをラベルに表示。
27 データベースに接続できなかった場合、
29 エラー内容を取得し、ラベルに表示する。

SqlConnectionクラスを使用する

2 「データベースに接続」ボタンクリック時に以下処理を行う。
6~9 接続先データベースの情報を、変数に代入。
11 SqlConnectionクラスのインスタンス化。(Usingステートメントでリソース開放を自動化)
13~17 ConnectionStringプロパティにデータベース情報を設定。
19 ConnectionStringプロパティに設定した情報で、データベースに接続。
21 データベースに接続できた場合、正常終了のメッセージをラベルに表示。
25 データベースに接続できなかった場合、
27 エラー内容を取得し、ラベルに表示する。

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