【VB.NET】メールの宛先にCcを追加して送信するには?

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この記事では、メールの宛先にCcを追加して送信する方法をご紹介します。

メールの宛先にCcを追加して送信する

  • 宛先にCcを設定するには、MimeKit名前空間のMimeMessageクラスを使います。

前準備

MailKitのインストール

  • メールを送信する際に使用するSystem.Net.Mail.SmtpClientクラスは廃止されたので、代わりにMailKit.Net.Smtp.SmtpClientクラスを使用するため、MailKitをインストールする必要があります。
  • MailKitのインストール手順は、以下になります。

①「ツール」タブをクリック⇒②「NuGetパッケージマネージャー」を選択⇒③「ソリューションのNuGetパッケージの管理」を選択します。

 

①「参照」をクリック⇒②検索窓に「MailKit」と入力し、検索⇒③検索結果から「MailKit」を選択⇒④「プロジェクト」をチェック⇒⑤「インストール」をクリックします。

 

「OK」をクリックすると、インストールが開始されます。

 

宛先にCcを設定する書式

  • Ccを設定する書式は以下になります。

MimeKit.MimeMessage.To.Add(New MimeKit.MailboxAddress(Ccの名前, Ccのメールアドレス)

サンプルプログラム

2 「Gmailに送信」ボタンクリック時に以下処理を行う。(非同期処理を行うため、Async修飾子を設定)
13 MimeKit.MimeMessageのインスタンス化。
15 Fromプロパティの設定。
16 Toプロパティの設定。
17 Ccプロパティの設定。
18 Subject(件名)プロパティの設定。
20 本文のテキスト形式をプレーンに設定。
21 本文の内容を、Textプロパティに設定。
22 20、21行目で設定した内容をBodyプロパティに設定。
24 MailKit.Net.Smtp.SmtpClientのインスタンス化。
26 GmailのSMTPサーバに接続。
27 SMTPサーバのユーザー認証。
28 Gmailへ送信。
29 SMTPサーバの切断。
33 処理が完了したら、正常終了のメッセージをラベルに表示する。
35 処理の実行中にエラーが発生した場合、
37 エラー内容を取得し、ラベルに表示する。

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