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今回は、売上表からグラフを作成する方法をご紹介します。
売上表からグラフを作成する
作成手順
シート名を設定する
シート名を「売上表」「グラフ」に設定します。
「開発」タブの確認
ボタンの作成
①「開発」タブをクリック⇒②「挿入」をクリック⇒③「ボタン」をクリックします。
シート上にカーソルを移動し、ポインターを「+」の状態にします。
左クリックを押したまま、緑の矢印の方向にズルズルっとカーソルを移動します。
「マクロの登録」画面が表示されます。
①「マクロ名」を変更⇒②「新規作成」ボタンをクリックします。
自動的にVBE(Visual Basic Editor)が起動します。
VBAコードの入力
VBE(Visual Basic Editor)のピンク枠の部分に、VBAコードを入力していきます。
入力するコードは以下になります。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 |
Sub グラフ作成() Dim i As Long Worksheets("グラフ").Activate With ActiveSheet For i = .ChartObjects.Count To 1 Step -1 .ChartObjects(i).Delete Next i End With With ActiveSheet.Shapes.AddChart(xlColumnClustered, 20, 40).Chart .SetSourceData Range("売上表!A4:D16") .HasTitle = True .ChartTitle.Text = "支店別売上表" .HasLegend = True End With With ActiveSheet .ChartObjects(1).Name = "支店別売上表_棒グラフ" .ChartObjects("支店別売上表_棒グラフ").Width = 400 .ChartObjects("支店別売上表_棒グラフ").Height = 300 End With End Sub |
3 | Long型の変数「i」を用意。 |
5 | 「グラフ」シートをアクティブにする。 |
7~11 | 「グラフ」シートの初期化。シート上にグラフがあるか確認し、既にある場合はグラフを削除する。 |
13 | シートの左端から20ポイント、上端から40ポイントの位置に棒グラフを作成する。 |
14 | グラフにする元データを設定する。 |
15 | グラフタイトルを表示する。 |
16 | グラフタイトルの文字列を「支店別売上表」にする。 |
17 | 凡例を表示する。 |
21 | 作成したグラフの名前を「支店別売上表_棒グラフ」に設定する。 |
22 | 「支店別売上表_棒グラフ」の幅を400ポイントにする。 |
23 | 「支店別売上表_棒グラフ」の高さを300ポイントにする。 |
AddChartメソッドの第1引数 | |
設定値 | 内容 |
xl3DBarClustered | 3-D集合横棒 |
xl3DColumn | 3-D縦棒 |
xl3DColumnClustered | 3-D集合縦棒 |
xl3DPie | 3-D円 |
xlArea | 面 |
xlAreaStacked | 積み上げ面 |
xlBarClustered | 集合横棒 |
xlBarStacked | 積み上げ横棒 |
xlColumnClustered | 集合縦棒 |
xlColumnStacked | 積み上げ縦棒 |
xlDoughnut | ドーナツ |
xlLine | 折れ線 |
xlLineMarkers | マーカー付き折れ線 |
xlPie | 円 |
xlRadar | レーダー |
xlXYScatter | 散布図 |
ボタンの名前を変更する
エクセルのブックに戻り、ボタンの上にフォーカスを当てます。すると、ポインターが「」マークに切り替わります。
右クリックでショートカットメニューを表示し、「テキストの編集」を選択します。
ボタンの名前を変更します。
VBAコードの保存
「ファイル」タブをクリックします。
「名前を付けて保存」を選択し、ファイル保存画面を起動します。
①ファイル名を入力⇒②「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択⇒③「保存」ボタンをクリックします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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