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今回は、エクセル関数を使用して重複してデータが入力されていないかを調べる方法をご紹介します。
重複してデータが入力されていないかを調べる
設定手順
セルに式を設定する
「D3」セルに「=IF(COUNTIF(A3:A10,A3)>1,"重複","")」と入力します。
Enterキーを押します。
「D3」セルに戻り「A3:A10」を選択します。
F4キーを押し、絶対参照にします。
Enterキーを押します。
式をコピーする
「D3」セルを選択します。
セルの右端にフォーカスをあて「+」マークにしたのち、下にドラッグ(またはダブルクリック)して式をコピーします。
解説
COUNTIF関数
書式 | COUNTIF(範囲,検索条件) |
概要 | 条件に一致するセルの個数を数える |
詳細 | 「範囲」には、検索の対象となるセル範囲を指定する。 「検索条件」には、セルの個数を求めたいデータの条件を指定する。 |
例 |
同じ商品名が列全体の中に何個あるかを数えます。 結果は以下のようになります。
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IF関数
書式 | IF(論理式[,真の場合][,偽の場合]) |
概要 | 条件によって処理を振り分ける |
詳細 | 「論理式」には、結果がTRUE(真)またはFALSE(偽)になるような条件式を指定する。 「真の場合」には、条件式がTRUEの場合の処理を指定する。 「偽の場合」には、FALSEの場合の処理を指定する。 |
例 |
データが2個以上ある場合に「重複」と表示します。 結果は以下になります。
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絶対参照
絶対参照とは
セル参照の行番号と列番号の前にそれぞれ「$」を付けると、式をコピーしても参照先が変わりません。
数式のセル範囲を指定した直後にF4キーを押すか、「$」記号を手動で入力します。
「$」記号付きと「$」記号なし との比較
「$」記号を付けた場合、式をコピーしても値はかわりません。下表(1)
一方、「$」記号を付けなかった場合、式をコピーすると、コピー先に合わせて参照するセルが自動的に変わります。この参照方式を「相対参照」と言います。下表(2)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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