【EXCEL】時刻データから時、分、秒を取り出すには?

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今回は、エクセル関数を使用して時刻データから時、分、秒を取り出す方法をご紹介します。

時刻データから時、分、秒を取り出す

設定手順

時を求める

セルに式を設定する

「D4」セルに「=HOUR(C4-B4)」と入力します。

Enterキーを押します。

式をコピーする

「D4」セルを選択します。

セルの右端にフォーカスをあて「+」マークにしたのち、下にドラッグ(またはダブルクリック)して式をコピーします。

分を求める

セルに式を設定する

「E4」セルに「=MINUTE(C4-B4)」と入力します。

Enterキーを押します。

式をコピーする

「E4」セルを選択します。

セルの右端にフォーカスをあて「+」マークにしたのち、下にドラッグ(またはダブルクリック)して式をコピーします。

解説

HOUR関数

書式 HOUR(シリアル値)
概要 時刻データから時を求める
詳細 「シリアル値」には、時刻が入力されているセルのセル参照や時刻データ、シリアル値を指定する。
 

「時」は、HOUR関数で「退社時間」から「出社時間」を引いた勤務時間の中から取り出します。

※シリアル値については、以下をご覧ください。

MINUTE関数

書式 MINUTE(シリアル値)
概要 時刻データから分を求める
詳細 「シリアル値」には、時刻が入力されているセルのセル参照や時刻データ、シリアル値を指定する。
 

「分」は、MINUTE関数で「退社時間」から「出社時間」を引いた勤務時間の中から取り出します。

※シリアル値については、以下をご覧ください。

SECOND関数

書式 SECOND(シリアル値)
概要 時刻データから秒を求める
詳細

「シリアル値」には、時刻が入力されているセルのセル参照や時刻データ、シリアル値を指定する。

※シリアル値については、以下をご覧ください。

シリアル値とは

エクセルでは、日付や時刻のデータをシリアル値と呼ばれる数値で管理しています。

シリアル値は整数部分と少数部分で構成されており、整数部分が日付、少数部分が時刻を表しています。

日付のシリアル値は、

1900年1月1日を「1」として、1日経過するごとに1つずつ増えていきます。

最大で9999年12月31日の「2958465」までを扱うことができます。

時刻のシリアル値は、

0時0分0秒から翌日の0時0分0秒までの24時間に、「0」から「1」までの値が割り当てられます。

例えば、2018年8月1日12時0分0秒の場合、「43313.5」となります。

  

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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