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この記事では、オブジェクトを閉じる方法をご紹介します。
オブジェクトを閉じる
使用するメソッド
Closeメソッド
Object.Close([ObjectType] [, ObjectName] [, Save])
説明 |
Closeメソッドは、フォームやレポートなどのオブジェクトを閉じるメソッドです。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
ObjectType |
ー |
閉じるオブジェクトの種類を指定します。 |
指定する定数または値は、以下の表になります。 |
||
引数を省略すると、アクティブウィンドウが閉じられます。 | ||
ObjectName |
ー |
対象のオブジェクト名を指定します。 |
引数を省略すると、アクティブウィンドウが閉じられます。 | ||
Save |
ー |
オブジェクトに加えた変更を保存するかどうかを指定します。 |
指定する定数または値は、以下の表になります。 | ||
引数を省略すると、オブジェクトを保存するかどうかの確認メッセージが表示されます。 |
引数「ObjectType」に指定する定数と値
定数 | 値 | 内容 |
acDefault | -1 | アクティブなオブジェクト(既定値) |
acTable | 0 | テーブル |
acQuery | 1 | クエリ |
acForm | 2 | フォーム |
acReport | 3 | レポート |
acMacro | 4 | マクロ |
acModule | 5 | モジュール |
acServerView | 7 | サーバー ビュー |
acDiagram | 8 | データベースダイアグラム |
acStoredProcedure | 9 | ストアドプロシージャ |
acFunction | 10 | 関数 |
acDatabaseProperties | 11 | Databaseプロパティ |
acTableDataMacro | 12 | データマクロ |
引数「Save」に指定する定数と値
定数 | 値 | 内容 |
acSavePrompt | 0 | オブジェクトを保存するかどうかをユーザーに確認する(既定値) |
acSaveYes | 1 | 指定したオブジェクトが保存される |
acsav | 2 | 指定したオブジェクトは保存されない |
サンプルプログラム
1 2 3 4 5 |
Private Sub Sample() DoCmd.Close acForm, "frm売上一覧", acSavePrompt End Sub |
1 | Subプロシージャ「Sample」を作成。 |
3 |
「frm売上一覧」フォームを閉じます。 |
「frm売上一覧」フォームを保存するかどうかをユーザーに確認します。 |
実行結果
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