【スプレッドシート】プルダウンリストと別セルの関連付けを行うには?

訪問して頂きありがとうございます。まさふくろーです。

この記事では、プルダウンリストと別セルの関連付けを行う方法をご紹介します。

プルダウンリストと別セルの関連付けを行う

サンプルデータ

商品一覧
型番 商品名 単価
1011 冷蔵庫A 198,000
1012 冷蔵庫B 115,000
1013 冷蔵庫C 98,000
1021 電子レンジA 39,000
1022 電子レンジB 36,000
1023 電子レンジC 28,000
1041 炊飯ジャーA 29,800
1042 炊飯ジャーB 26,800
1043 炊飯ジャーC 21,800
1071 ジューサーミキサーA 9,800
1072 ジューサーミキサーB 8,800
1073 ジューサーミキサーC 7,800

使用する関数

VLOOKUP関数

VLOOKUP(検索キー, 範囲, 番号, [並べ替え済み])

説明
VLOOKUP関数は、検索キーをもとに表を検索して値を取り出します。
指定項目 必須 説明
検索キー 検索する値を指定します。
範囲

検索対象の範囲です。
範囲の先頭列で検索キーとして指定したキーを検索します。
番号

値を返す列の番号です。
範囲の先頭列を「1」とします。
並べ替え済み

「TRUE」または「FALSE」を指定します。
省略した場合は、「TRUE」になります。
「TRUE」を指定すると「検索値」にもっとも近い値が検索されます。
「FALSE」を指定すると「検索値」と完全に一致する値が検索されます。
「TRUE」を指定するときは、左端列のデータを昇順に並べておく必要があります。

IF関数

IF(論理式, TRUE値, [FALSE値])

説明
IF関数は、論理式が「TRUE」の場合はある値を返し、「FALSE」の場合は別の値を返します。
指定項目 必須 説明
論理式 「論理式」には、結果が「TRUE(真)」または「FALSE(偽)」になるような条件式を指定します。
TRUE値 「TRUE値」には条件式がTRUEの場合の処理を指定します。
FALSE値

「FALSE値」には条件式がFALSEの場合の処理を指定します。
省略した場合は、空白が返されます。

論理式について

IF関数の論理式では、多くの場合、比較演算子を使って条件を指定します。

 

比較演算子は2つの値を比較して、その大小や等しいか等しくないかなどを判定するときに使います。

 

主な比較演算子は下表のとおりです。

演算子 意味
= 右辺と左辺が等しい
> 左辺が右辺より大きい
>= 左辺が右辺以上
< 左辺が右辺より小さい
<= 左辺が右辺以下
<> 右辺と左辺が等しくない

設定手順

プルダウンリストの設定

「データ」をクリックします。

 

「データの入力規則」を選択します。

 

「データ範囲を選択」アイコンをクリックします。

 

マウスをクリックし、プルダウンリストを作成する場所を選択します。

 

「OK」をクリックします。

 

プルダウンリストから「リストを範囲で指定」を選択します。

 

「データ範囲を選択」アイコンをクリックします。

 

マウスをドラッグし、データ範囲を選択します。

 

「OK」をクリックします。

 

「保存」をクリックし、完成です。

 

数式の設定(商品名)

セルに「=IF(A2="","",VLOOKUP(A2,E3:G14,2,FALSE))」と入力し「Enter」キーを押すと、型番に紐づく商品名を取得することができます。

 

数式の設定(単価)

セルに「=IF(A2="","",VLOOKUP(A2,E3:G14,3,FALSE))」と入力し「Enter」キーを押すと、型番に紐づく単価を取得することができます。

 

関連記事

シート上にプルダウンリストを作成する

【スプレッドシート】シート上にプルダウンリストを作成するには?

商品番号を入力すると商品名や価格が表示されるようにする

【スプレッドシート】商品番号を入力すると商品名や価格が表示されるようにするには?

点数に応じた評価のランクを求める

【スプレッドシート】点数に応じた評価のランクを求めるには?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!