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2015年にWOWOWで放送されたオリジナルドラマ『闇の伴走者』が面白かったので、ご紹介します。
目次
「闇の伴走者」あらすじ
巨匠で人気漫画家の阿島文哉(ベンガル)の一周忌に未発表作品が発見された。
その隣りにはなぜか35年前の未解決連続女性失踪事件の記事も置かれていた――。
作品の作画は阿島そのものだが、作風に疑問を持った阿島夫人(真野響子)は、本当に夫の作品なのか調べるよう、アジマプロの部長(要 潤)に指示を出す。
そこで、漫画に疎い元警察官で調査員の水野優希(松下奈緒)と、漫画の蘊蓄を語らせたら右に出る者がいないフリーの漫画編集者・醍醐真司(古田新太)が真偽を調査することになった。
醍醐はその物語の構成、構図、背景やシャドーの描き方、癖、ペンや道具の種類などから描かれた年代と作者を炙り出していく。
その博識と推理力には、元部下で大手出版社の副編集長(田中哲司)もうなるほどだった。
ところが調査を進めていくうち、漫画の中に35年前の未解決事件と酷似している箇所を発見し、恐ろしくも哀しい真犯人の手がかりまでもが潜んでいたことに気づいてしまう優希と醍醐。
だがそれは、新たな事件の幕開けに過ぎなかった。
果たして迷宮入り事件の真犯人は阿島なのか!?
別の人物ならば一体どんな目的で、誰の為に描かれた作品なのか!?
漫画の中の“闇"の正体とは!?
勘と体力には自信がある優希と、漫画をこよなく愛し、常に食欲満載の醍醐はぶつかり合いながらも命を張って難事件の謎を解き明かしていく。
「闇の伴走者」キャスト
水野 優希(松下 奈緒)
Kリサーチ調査員。
阿島文哉の未発表原稿の調査を依頼される。
醍醐 真司(古田 新太)
フリーランスの漫画編集者。
優希の調査の手助けをする。
阿島 文哉(ベンガル)
亡くなった漫画界の巨匠。
未発表原稿が死後見つかる。
阿島 淑子(真野 響子)
阿島の妻で、アジマプロ社長。
未発表原稿調査の依頼者。
小澤 幸秀(要 潤)
アジマプロ部長。
阿島のファンクラブ元会長で漫画編集希望だったが挫折した経験を持つ。
矢島 友之(森本 レオ)
矢島スーパー取締役。
元刑事で、優希の亡父と同僚だった。
マスター(温水 洋一)
醍醐が行きつけの喫茶店のマスター。
「闇の伴走者」感想
漫画を題材にしたサスペンスドラマは、今まであまり見た記憶がなく新鮮でした。
一癖も二癖もある漫画編集者役を演じられるのは、古田新太さんしかいないのでは?と思わせるくらいはまり役でした。
脇を固める俳優人も皆、個性があってすごく楽しめたドラマでした!
全5話完結なので、間延びせずサクッと見れます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!