【Power Automate Desktop】件名に特定の文字が含まれるメールを取得するには?

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この記事では件名に特定の文字が含まれるメールを取得する方法をご紹介します。

この記事で使用しているメールソフトはGmailです。

件名に特定の文字が含まれるメールを取得する

手順

おおまかな流れ

Step.1
新しいフローの作成

Step.2
件名に「メール送信テスト」の文字が含まれるメールを取得するアクションの設定(IMAPサーバー)

Step.3
件名に「メール送信テスト」の文字が含まれるメールを取得するアクションの設定(メールフィルター)

Step.4
取得した内容を、メッセージボックスに表示するアクションの設定

Step.5
フローの実行

詳細

Step.1 新しいフローの作成

「新しいフロー」をクリックします。

 

①「フロー名」を入力⇒②「作成」をクリックします。

 

すると、フローを作成する画面が起動します。

 

Step.2 件名に「メール送信テスト」の文字が含まれるメールを取得するアクションの設定(IMAPサーバー)

アクションから「メール」>「メールメッセージの取得」を選択⇒「Main」の部分にマウスをドラッグします。

 

①IMAPサーバー「imap.gmail.com」を入力⇒②サーバーポート「993」を入力⇒③SSLを有効にする「有効」にする⇒④ユーザー名「対象のメールが存在するメールアドレス」を入力⇒⑤パスワード「Googleのアプリパスワード」を設定します。

 

Googleのアプリパスワードの取得手順

「Googleアカウントを管理」をクリックします。

 

「セキュリティ」をクリックします。

 

「2段階認証プロセス」をクリックします。

 

「使ってみる」をクリックします。

 

本人確認をしたのち、「有効にする」をクリックします。

 

「アプリパスワード」をクリックします。

 

①アプリ「メール」を選択⇒②デバイス「Windowsパソコン」を選択⇒③「生成」をクリックします。

 

「アプリパスワードを取得」します。

 

Step.3 件名に「メール送信テスト」の文字が含まれるメールを取得するアクションの設定(メールフィルター)

①メールフォルダー「inbox」を入力⇒②取得「未読のメールメッセージのみ」を選択⇒③開封済みにする「有効」にする⇒④”件名”

に次が含まれる「メール送信テスト」を入力⇒⑤「保存」をクリックします。

 

すると、件名に「メール送信テスト」の文字が含まれるメールを取得するアクションが設定されます。

 

Step.4 取得した内容を、メッセージボックスに表示するアクションの設定

アクションから「メッセージボックス」>「メッセージを表示」を選択⇒「Main」の部分にマウスをドラッグします。

 

①表示するメッセージ「%RetrievedEmails%」(RetrievedEmailsは、{x}をクリックすると選択できます。)を入力⇒②「保存」をクリックします。

 

生成された変数「RetrievedEmails」について

  • 変数「RetrievedEmails」とは、Step3で設定したアクションで生成される変数です。
  • このアクションを実行することにより、設定した条件でメールメッセージを取得し、変数「RetrievedEmails」に格納されます。

すると、フロー上にメッセージを表示するアクションが設定されます。

 

Step.5 フローの実行

「実行」アイコンをクリックし、フローを実行します。

 

正しく動くことを確認します。

 

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