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今回は、エクセル関数を使用して住所から都道府県名を取り出す方法をご紹介します。
住所から都道府県名を取り出す
設定手順
セルに式を設定する
「B3」セルに「=IF(MID(A3,4,1)="県",LEFT(A3,4),LEFT(A3,3))」と入力します。
Enterキーを押します。
式をコピーする
「B3」セルを選択します。
セルの右端にフォーカスをあて「+」マークにしたのち、下にドラッグ(またはダブルクリック)して式をコピーします。
解説
MID関数
書式 | MID(文字列,開始位置,文字数) |
概要 | 指定された数の文字を指定位置から取り出す |
詳細 | 「文字列」には、対象の文字列やセル参照を指定する。 「開始位置」には、先頭からの位置を指定する。 「文字数」には、開始位置からの文字数を指定する。 |
例 |
住所(A列)から4文字目を取り出します。結果は以下のようになります。
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IF関数
書式 | IF(論理式[,真の場合][,偽の場合]) |
概要 | 条件によって処理を振り分ける |
詳細 | 「論理式」には、結果がTRUE(真)またはFALSE(偽)になるような条件式を指定する。 「真の場合」には、条件式がTRUEの場合の処理を指定する。 「偽の場合」には、FALSEの場合の処理を指定する。 |
例 |
上記MID関数で4文字目を取り出した文字が「県」であるかを判別し「県」の場合TRUEを、「県」でない場合FALSEを返す式を記述します。
結果は以下になります。
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LEFT関数
書式 | LEFT(文字列[,文字数]) |
概要 | 指定された数の文字を先頭から取り出す |
詳細 | 「文字列」には、対象の文字列やセル参照を指定する。 「文字数」には、先頭からの文字数を指定する(省略した場合は先頭の1文字)。 |
例 |
上記IF関数の式でTRUEの場合、FALSEの場合の処理をそれぞれ記述します。
住所(A列)の4文字目が「県」の場合、住所(A列)の先頭から4文字を取り出します。 結果は以下になります。
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都道府県名を除いた住所を表示する
セルに式を設定する
「C3」セルに「=SUBSTITUTE(A3,B3,"")」と入力します。
Enterキーを押します。
式をコピーする
「C3」セルを選択します。
セルの右端にフォーカスをあて「+」マークにしたのち、下にドラッグ(またはダブルクリック)して式をコピーします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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