訪問して頂きありがとうございます。まさふくろーです。
この記事では、アクションクエリ実行時の警告メッセージを非表示にする方法をご紹介します。
アクションクエリ実行時の警告メッセージを非表示にする
使用するメソッド
SetWarningsメソッド
DoCmd.SetWarnings(WarningsOn)
説明 |
SetWarningsメソッドは、システムメッセージを表示するかどうかを指定します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
WarningsOn |
〇 | システムメッセージを表示する場合は「True」を、非表示にする場合は「False」を指定します。 |
尚、「False」にした後は、「True」に戻しておく必要があります。 |
OpenQueryメソッド
DoCmd.OpenQuery(QueryName [, View] [, DataMode])
説明 |
クエリを開くには、DoCmdオブジェクトのOpenQueryメソッドを使用します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
QueryName |
〇 |
実行するクエリ名を指定します。 |
View | ー | ビューの種類を表す定数または値を指定します。 |
指定する定数または値は、以下の表になります。 |
||
DataMode |
ー |
テーブルを開くときのデータ入力モードを表す定数または値を指定します。 |
指定する定数または値は、以下の表になります。 |
引数「View」に指定する定数と値
定数 | 値 | 内容 |
acViewNormal | 0 | 標準表示(既定値) |
acViewDesign | 1 | デザインビュー |
引数「DataMode」に指定する定数と値
定数 | 値 | 内容 |
acAdd | 0 | ユーザーは新しいレコードを追加できるが、既存のレコードを参照したり編集したりすることはできない |
acEdit | 1 | 編集モード。既存のレコードを参照または編集したり、新しいレコードを追加したりできる (既定値) |
acReadOnly | 2 | 読み取り専用モード。レコードの参照のみ可能 |
サンプルプログラム
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
Private Sub Sample() DoCmd.SetWarnings False DoCmd.OpenQuery "Q売上一覧バックアップ" DoCmd.SetWarnings True End Sub |
1 | Subプロシージャ「Sample」を作成。 |
3 | システムメッセージを非表示に設定します。 |
5 | クエリ「Q売上一覧バックアップ」を開きます。 |
7 | システムメッセージを表示するように設定します。 |
実行結果
関連記事
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
本のまとめ関連記事はこちら