【エクセル】条件付き書式で複数条件(OR条件)を指定するには?

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この記事では、条件付き書式で複数条件(OR条件)を指定する方法をご紹介します。

条件付き書式で複数条件(OR条件)を指定する

「知識」「実技」の内、どちらか一方が80点以上の行をオレンジ色に設定する

 

サンプルデータ

氏名 知識 実技
植木 準也 70 80
菅田 秋夫 92 88
川田 愛 72 70
桜井 広明 84 85
秋吉 佐美 66 70
三田 冬美 80 79
永見 真琴 79 75
大原 雅弓 90 88

手順

おおまかな流れ

Step.1
対象範囲を選択

Step.2
条件付き書式の設定

詳細

Step.1 対象範囲を選択

マウスをドラッグして、対象範囲を選択します。

 

Step.2 条件付き書式の設定

①「ホーム」タブをクリック⇒②《スタイル》グループの「条件付き書式」をクリックします。

 

「新しいルール」を選択します。

 

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。

 

入力ボックスに、条件「=OR($B2>=80,$C2>=80)」を入力します。

 

数式「=OR($B2>=80,$C2>=80)」の解説

  • 数式「=OR($B2>=80,$C2>=80」とは、「知識」列のセルの値が80以上、または「技術」列のセルの値が80以上の場合という意味です。
  • 複数の条件のうち、いずれかの条件を満たすかどうか判定するには、OR関数を使用します。
  • 書式は、OR(条件1[,条件2,・・・])となります。
  • 数式の「$」記号は、参照先を固定する場合に使用され、数式「=OR($B2>=80,$C2>=80)」は、列固定となります(行は固定しません)。

「書式」をクリックします。

 

①「塗りつぶし」タブをクリック⇒②色を選択⇒③「OK」をクリックします。

 

「OK」をクリックします。

 

「OK」をクリックします。

 

すると、「知識」列のセルの値が80以上、または「技術」列のセルの値が80以上の場合、背景色がオレンジ色に変わります。

 

絶対参照とは

  • セル参照の行番号と列番号の前にそれぞれ「$」を付けると、式をコピーしても参照先が変わりません。
  • 数式のセル範囲を指定した直後に「F4」キーを押すか、「$」記号を手動で入力します。
  • 「$」記号を付けた場合、式をコピーしても値はかわりません。
    一方、「$」記号を付けなかった場合、式をコピーすると、コピー先に合わせて参照するセルが自動的に変わります。この参照方式を「相対参照」と言います。

複合参照とは

  • セル参照の行番号、列番号いずれかの前に「$」を付けると、$が付いた行(または列)は、式をコピーしても参照先が変わりません。

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