Oracle SQL Developerの初期設定手順をまとめてみた!

訪問して頂きありがとうございます。まさふくろーです。

前回、Oracle Database Express Edition 11gのインストール手順をご紹介しましたが、このソフトウェアのみでは、コマンドプロンプト画面での操作のみで、何をするにも分かりにくいと思います。

そこで、Oracle SQL Developerというソフトを使う事により、表の閲覧、表の作成・修正などを視覚的に分かりやすくなります。

一言でいうと、SQL*PlusのGUI版という位置付けです。

今回は、Oracle SQL Developerの初期設定手順をご紹介します。

前準備

表領域、一時表領域の作成

表領域とは
テーブル、データを格納する場所。拡張子が、DBFの物理ファイルです。

一時表領域とは
ソートやグループ化、一時表で使用している表領域。拡張子が、DBFの物理ファイルです。

1.表領域ファイルを格納するフォルダを作成します。今回は、「C:\oracle」フォルダの下に、「dbfile」フォルダを作成しました。

2.Windowsのスタートボタンから、「Start Database」をクリックします。

3.画面に「sqlplus sys/(Password)@xe as sysdba」と入力し、Enterキーを押します。

補足説明
(Password)は、Oracle Database Express Edition 11gをインストールした際に設定したパスワードです。

4.以下コマンドを入力し、表領域を作成します。

5.以下コマンドを入力し、一時表領域を作成します。

DBFファイルが出来上がりました!

ユーザー作成、権限付与

1.以下コマンドを入力し、ユーザーを作成します。

2.以下コマンドを入力し、ユーザーに対する権限を作成します。

Oracle SQL Developerのダウンロード

1.Oracle SQL Developerのダウンロードページを開きます。Oracle SQL Developerのダウンロードページへ

2.「DownLoad」のリンクをクリックすると、ダウンロードがはじまります。

MEMO
ダウンロード時間は、約10分ほどです。

Oracle SQL Developer画面の起動

1.ダウンロードしたファイル「sqldeveloper-18.1.0.095.1630-x64.zip」を解凍します。

2.「sqldeveloper」フォルダの中にある「sqldeveloper.exe」をダブルクリックします。

このメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。

Oracle SQL Developer画面が起動します。

データベースへの接続

1.「+」マークをクリックします。

2.①以下項目を入力⇒②「接続」ボタンをクリックします。

接続名 任意の文字列
ユーザー名  上記で作成したユーザー
パスワード 上記でユーザー作成した際に設定したパスワード

データベースの中身が表示されます。

表を作成してみる

1.以下コマンドをワークシートに貼り付けます。

2.「」ボタンをクリックし、スクリプトを実行します。

表が作成されます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!