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この記事では、偶数か奇数かを判定する方法をご紹介します。
偶数か奇数かを判定する演算子
Mod演算子
result = number1 Mod number2
説明 |
2つ数を割った余りを返します。 |
Mod演算子は、number1をnumber2で割って、その余りをresultとして返します。 |
余りの、少数部分は切り捨てられます。 |
number1、number2のいずれかがNullの場合、resultはNullになります。 |
サンプルプログラムで使用する関数
InputBox関数
InputBox(prompt, [ title ], [ default ], [ xpos ], [ ypos ], [ helpfile, context ])
説明 |
InputBox関数は、入力ダイアログ ボックスを表示し、ユーザーがテキストを入力するかボタンをクリックするまで待機し、テキストボックスに入力した文字列を返します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
prompt | 〇 | ダイアログボックスにメッセージとして表示する文字列を指定します。 |
title | ー | ダイアログボックスのタイトルバーに表示する文字列を指定します。 |
default | ー | テキストボックスに初期表示したい文字列を指定します。 |
xpos | ー | 画面の左端からダイアログボックスの左端までの水平方向の距離を twip 単位で示す数値式です。 xpos が省略された場合、ダイアログボックスは水平方向の中央寄せで表示されます。 |
ypos | ー | 画面の上部からダイアログボックスの上端までの縦方向の距離を twip 単位で示す数値式です。 ypos が省略された場合、ダイアログボックスは画面の約 3 分 1 下に下がった位置に垂直方向に配置されます。 |
helpfile | ー | ヘルプボタンが表示されます。 |
helpfileを指定した場合は、contextも必ず指定します。 | ||
context | ー | コンテキストIDを指定します。 |
contextを指定した場合は、helpfileも必ず指定します。 |
IsNumeric関数
IsNumeric (expression)
説明 |
IsNumeric関数は、引数expressionに指定した値が数値として扱えるかを判定します。 |
扱える場合は「True」を、扱えない場合は「False」を返します。 |
指定項目 | 必須 | 説明 |
expression | 〇 | 判定したい値を指定します。 |
サンプルプログラム
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Private Sub Sample() Dim ret As String ret = InputBox("数値を入力") If IsNumeric(ret) = True Then If ret Mod 2 = 0 Then MsgBox "偶数" Else MsgBox "奇数" End If End If End Sub |
1 | Subプロシージャ「Sample」を作成。 |
3 | InputBox関数の戻り値用変数「ret」(長整数型)を宣言。 |
5 | InputBoxで入力された値を、変数「ret」に代入。 |
7 | 変数「ret」の値が、数値だった場合、以下処理を行う。 |
8 | 変数「ret」の値 ÷「2」の余りが「0」の場合、 |
9 | 「偶数」のメッセージを表示します。 |
10 | 変数「ret」の値 ÷「2」の余りが「0」でない場合、 |
11 |
「奇数」のメッセージを表示します。 |
実行結果
「2」を入力した場合
「1」を入力した場合
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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