【スプレッドシート】郵便番号から住所に変換するには?(関数にて変換)

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この記事では、郵便番号から住所に変換する方法をご紹介します。

郵便番号から住所に変換する(関数にて変換)

使用する関数

VLOOKUP関数

VLOOKUP(検索値,範囲,列番号[,検索方法])

説明
VLOOKUP関数は、検索値をもとに表を検索して値を取り出します。
指定項目 必須 説明
検索値 検索する値を指定します。
範囲

検索対象の範囲です。
範囲の先頭列で検索キーとして指定したキーを検索します。
列番号
値を返す列の番号です。
範囲の先頭列を「1」とします。
検索方法
「TRUE」または「FALSE」を指定します。
省略した場合は、「TRUE」になります。
「TRUE」を指定すると「検索値」にもっとも近い値が検索されます。
「FALSE」を指定すると「検索値」と完全に一致する値が検索されます。
「TRUE」を指定するときは、左端列のデータを昇順に並べておく必要があります。

手順

おおまかな流れ

Step.1
郵便番号データのダウンロード

Step.2
郵便番号データをエクセルにインポート

Step.3
インポートした郵便番号データを整形

Step.4
郵便番号から住所を取得

詳細

Step.1 郵便番号データのダウンロード

以下サイトを開きます。

参考 郵便番号データ日本郵便

都道府県一覧から、「全国一括」をクリックしデータをダウンロードします。

 

Step.2 郵便番号データをエクセルにインポート

「ファイル」をクリックします。

 

「インポート」を選択します。

 

①「アップロード」をクリック⇒②「デバイスのファイルを選択」をクリックします。

 

①ファイルを選択⇒②「開く」をクリックします。

 

①インポート場所「新しいシートを挿入する」を選択⇒②「テキストを数値、日付、数式に変換する」のチェックをはずす⇒③「データをインポート」をクリックします。

 

インポートしたシート名を「住所マスタ」に変更します。

 

Step.3 インポートした郵便番号データを整形

「住所マスタ」の先頭に列を挿入します。

 

1行目に数式「=MID(D1,1,3) & "-" & MID(D1,4,4)」と入力します。

 

数式の解説

D列は、ハイフンなしの郵便番号です。今回の記事では、ハイフン付きの郵便番号で照合するため、A列に数式を入力し、ハイフン付きにデータを加工します。

「A1」セルを選択します。

 

セルの端にマウスポインターを合わせ、「+」状態にします。

 

マウスをダブルクリックし、他セルにも数式をコピーします。

 

「住所マスタ」の11列目(K列)に列を挿入します。

 

1行目に数式「=H1&I1&J1」と入力します。

 

数式の解説

H列は都道府県、I列は市区町村、J列は番地です。K列に設定した数式で「都道府県」「市区町村」「番地」をつなげます。

「K1」セルを選択します。

 

セルの端にマウスポインターを合わせ、「+」状態にします。

 

マウスをダブルクリックし、他セルにも数式をコピーします。

 

Step.4 郵便番号から住所を取得

2行目に数式「=VLOOKUP(A2,住所マスタ!A:K,11,FALSE)」と入力します。

 

数式の解説

A列の郵便番号をもとに、以下、住所マスタのA列から一致する値を検索し、該当行の11列目(K列)の値を返します。

「B2」セルを選択します。

 

セルの端にマウスポインターを合わせ、「+」状態にします。

 

マウスをドラッグし、他セルにも数式をコピーし、完成です。

 

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